ロイド・オースティン初の黒人国防長官って何者?プロフィールや経歴
- 2021.01.22
- 政治家
アメリカではバイデン政権が発足し閣僚の承認が決まっていきますが、今回の政権では初の黒人女性副大統領、初の女性財務長官。そしてこの初の黒人国務長官と人種に関係なく閣僚に就任しています。
本来なら、人種が関係ないのはもちろんですが、それよりも大切な事は、人種に関係なく能力が優秀な人を選ぶと言うことが大事です。人種に関係なく重要なポストに就任させ、人種差別が無いことをアピールすることがメインであってはならないこと、そのため、今回に国防長官に就任がきまった初の黒人であるロイドオースティンという人はどのような人なのか紹介していきますね。
それでは一緒に見ていきましょう。
ロイド・オースティンとは何者?
まず最初にロイドオースティン氏のプロフィールから紹介していきたいと思います。
ロイドオースティンのプロフィール
- 名前:ロイドオースティン
- 生誕:1953年8月
- 出身:アラバマ州モービル
- 大学:アメリカ陸軍士官学校
元来アメリカの国防長官は軍人上がりの人が多く、ロイドオースティンを例に漏れず出身大学はウエストポイントと呼ばれるアメリカの陸軍エリート大学である陸軍士官学校を卒業しています。
生まれはアラバマ州モービルでなんと、メジャーリーガーでレジェンドであり最近死去したハンク・アーロン選手と同じ出身地なんですね。年齢はロイドオースティン氏が若いので、学校などで交流はなかったでしょうが。
陸軍には1975年、ウエストポイントを卒業後に入隊し4年前の2016年陸軍を退役するまでなんと41年間の勤務でした。
もっとも有名なエピソードは、オバマ政権の2010年、トランプ政権で国防長官を一時期務めたジェームスマティス氏が当時のロバート・ゲーツ国防長官の推薦により、アメリカ中央軍司令官に任命されましたが、2013年にマティス氏がオバマ政権と対立し事実上更迭されると、後任としてロイドオースティン氏が中央司令長官に任命されています。
当時の中央司令長官も初の黒人としては初めてでした。
中央司令長官を退任と同時に陸軍も退役し、その後は軍需産業であり、防空システムやミサイルなどを生産するレイセオンに取締役に就任。また自身のコンサルティング会社を設立している。
オバマ政権では中央司令長官を務めた事で、当時の副大統領であったバイデン大統領が声を掛けて国防長官のポストをオファーした可能性がありますね。
また2015年に死去したバイデン大統領の長男でボーバイデンはアメリカ陸軍に所属しているとき、ロイドオースティン氏はボーバイデンの上官であり、イラクで教会に一緒に集ったといいます。
まとめ
1月20日に色々と問題はありましたが、無事にジョー・バイデン氏がアメリカの大統領に就任しました。今も閣僚の指名や任命をしていますが、国防長官に初めて黒人であるロイドオースティン氏が就任することになりましした。
今回のバイデン政権では財務長官は元FRB議長であったジャネットイェレン女史が就任予定と、こちらも初めての女性財務長官と初の女性、黒人男性と人種を超えた人事が行われているようです。
国防長官に黒人として初めて就任するロイドオースティン氏について今回は彼が何者なのか、またプロフィールや、経歴を調べて紹介しました。
人種に関係なく閣僚を決定をする事は素晴らしい事ですが、黒人だから、女性だからという事で閣僚に任命し、それをアピールすることは褒められた事ではないと思います。まず能力ありきで、それが黒人であった、女性であったという事が本当の意味での公平だと思いますね。
ロイドオースティン氏が今後、アメリカの国防をどのように切り盛りしていくのか、日本にも大きく関係することなので、非常に気になるところですね。
今後のバイデン政権での国防の動きに注視していきたいと思います。
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