（現在）マラドーナが死去、死因の硬膜下血腫とは？

伝説のサッカープレイヤーであり、フィールド以外でも多くの話題をあつめた、マラドーナが死去した事が大きな話題になっています。

現在はマラドーナは何していたのか、また死因は硬膜下血腫と言われていますが、この硬膜下血腫は何なのか？調べてみましたので、紹介していきます。

それでは一緒に見て行きましょう。

出典：THE　DIGEST

マラドーナの現在や死因は？

マラドーナの経歴を見てみると、サッカーの現役選手としてボカ・ジュニアーズに所属し、１９９７年10月25日のスーペルクラシコへの出場を最後に、自身の37歳の誕生日となる10月30日に現役引退を発表し、その後に現役選手として引退しています。

マラドーナ引退後はなにをしていていた。

現役引退後は、サッカーの試合を観戦にしに行くことはありましたが、自身はサッカーをプレーしなく、薬物依存や、不規則な食事などの不摂生から、体重増加により、入院、退院を繰り返しています。

２００４年にはボカの試合観戦中に倒れて、病院に緊急搬送され、集中治療室で生死の境をさまようほどだったといいます。

なんと、その時の体重は１２２ｋｇでした。マラドーナの身長は１６５ｃｍなので、１２２ｋｇは相当肥満体型だと思います。

下記の画像は１２２ｋｇの時かわかりませんが、とてもあのフィールドを走り続けていたマラドーナと誰が思えないですよね。

さすがに生死をさまようほどだったので、改心したのか、胃切切除などの手術を受けて、ダイエットを開始して、５０キロほどの減量に成功したといいます。

アルゼンチン代表監督

２００８年にアルゼンチン代表監督として再びスクリーンの前に現れたマラドーナは、まだぽっちゃり体型ではありましたが、上記のように１００キロを超えるような巨漢ではなかったですから、多くの人が覚えているのはこの時のマラドーナの姿ではないでしょうか。

監督としては、賛否両論ありますが、ワールドカップにアルゼンチンを連れていきドイツに準々決勝で敗れるもマラドーナが監督に就任してから、24戦を指揮して18勝6敗の成績を残していますので、決して悪くはないと思います。

しかし２０１０年７月２７日に代表監督を解任される事になります。

アルゼンチン代表監督解任のその後

マラドーナはアルゼンチン代表監督を解任された後は

• ２０１１年にはUAEリーグに所属するアル・ワスルFCの監督で２０１２年７月に解任
• ２０１７年にはUAE2部のアル・フジャイラSCの監督し、同年解任
• ２０１８年9月には、メキシコ2部のドラドス・デ・シナロアの監督に就任しますが、２０１９年６月に健康上の理由により解任
• ２０１９年９月には母国アルゼンチンのヒムナシア・ラ・プラタの監督に就任しますが、１１月に辞任

２０１８年のメキシコ2部のドラドス・デ・シナロアの監督に就任していますが、その後辞任は健康上の理由ということで、あり翌年２０１９年のアルゼンチン、ヒムナシア・ラ・プラタの監督就任期間は２ヶ月で辞任していますので、昨年２０１９年の１１月には病状は深刻であったのかもしれませんね。

マラドーナの死因は硬膜下血腫？

今回、死去したマラドーナの死因は硬膜下血腫が原因なのでしょうか？　また硬膜下血腫とはどのような病気なのか調べてみました。

硬膜下血腫とは

硬膜下血腫とは頭蓋骨の下にあり脳を覆っている硬膜と脳との隙間にじわじわと血が貯まってくる病気

それほど強くな頭部外傷などの後に１ヶ月から２ヶ月ほどかけて、上記のように血が貯まってくるといいます。

どんな症状があるのでしょうか？

血腫が脳を圧迫した結果、頭痛、物忘れ、認知症症状などの精神症状、失禁、半身に力が入らない、歩行障害、などの症状を呈する事が多いです

もし頭を打ったりした後に上記のような症状が現れだしたら、硬膜下血腫の可能性はありますね。

基本的には正しく診断がなされタイミングを逸することなく治療が行われれば完治すると言われていますので、最近に硬膜下血腫で手術をしたマラドーナですから、この硬膜下血腫がマラドーナさんの死因である可能性はゼロではありませんが、低いのではないでしょうか？

ではマラドーナの死因は？

マラドーナの死因は公式に発表されていませんが、アルゼンチンの日刊紙によれば心不全と言われています。

アルゼンチン最大の日刊紙『Clarin』は25日、同国サッカー界の英雄ディエゴ・マラドーナ氏が死去したと報じた。同紙によれば、マラドーナ氏はブエノスアイレス近郊の都市ティグレにある自宅で心不全を起こして亡くなったという。　Football Channel

マラドーナは今月の１１月２日に上記の硬膜下血腫の手術を行っており、その手術が心不全の原因ある可能性があると報じていましたが、しかし、硬膜下血腫は頭の中の血腫を取り除く手術であり、その手術が心不全に関係はなさそうに見えますが、私は医学の知識はないのでわからないというしかありません。

マラドーナは最近までサッカーの監督をするなど、精力的に活動したため、昔のように急激な肥満にはなっていなかったと思います。しかし、昔の肥満のときに太り過ぎで倒れた事もあるように、当時の肥満により心臓ダメージを受けていた可能性もありますね。

そのため、太ってはいなくても食事など不摂生な生活をしていた可能性もあります。そのため心臓に負担がかかり心不全により死去した可能性がありますね。

まとめ

アルゼンチンの天才サッカープレーヤーであるマラドーナが死去したことが報道され大きな話題になっています。年齢的にはまだ６０歳と死去するににはまだ若すぎる年齢のため、多くのサッカーファンや選手から悲しみの声が寄せられています。

今回は、現在マラドーナは何をしてたのか？また硬膜下血腫の手術を受けたという事で、死因は硬膜下血腫だったのかを調べてみました。

マラドーナは現役を引退後、代表監督をつとめ、その後も昨年２０１９年までサッカーチームの監督を務めていました。そして昨今は健康上の理由から監督の時期はどんどん短くなっていっていました。

死因ですが、硬膜下血腫の手術を１１月２日に受けた事は事実のようですが、硬膜下血腫は頭に血腫ができる病気で、命に関わるような病気ではないです。

アルゼンチンのニュースによると、心不全で亡くなったと書かれていますが、硬膜下血腫の手術との関連はわからないと書かれていました。現役引退後に肥満により倒れるなど心臓にダメージがあり、それが年齢とともに再び心臓に負担をかけ、心不全という事になった可能性もありますよね。

真相はわかりませんが、今後のニュースを待ちたいと思います。

世界的にファンが多い誰もが認める天才サッカー選手であったマラドーナのご冥福を心からお祈りしたいと思います。