漫画家、桑田二郎の経歴や作品を紹介!

漫画家、桑田二郎の経歴や作品を紹介!

著名なヒーロー漫画 「8マン」や「月光仮面」の作者である桑田次郎のペンネームの桑田二郎さんが死去していたというニュースが流れ、多くのファンたちから悲しみの声が聞かれている。

ヒーロー漫画だけでなく、般若心経などをわかりやすく漫画で紹介した桑田二郎さんの経歴や作品を今日は紹介していきたいと思います。それでは一緒に見ていきましょう!

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桑田二郎の驚きの経歴

まずは桑田二郎さんの簡単なプロフィールから経歴を紹介していきたいと思います。

  • 名前:桑田二郎(くわた じろう) ペンネーム:桑田次郎(くわたじろう)
  • 生誕:1935年4月17日
  • 出身:大阪府吹田市
  • 職業:少年漫画の漫画家

桑田二郎さんの代表作として、まぼろし探偵、月光仮面、そして8マンがあります。50年ほど昔の作品なので、もちろん私も生まれる前の漫画なのですが、若い人も名前を聞いたことはあるんじゃないですかね? これらの漫画はなんと、桑田二郎先生が20代の頃に書き上げヒットした作品なんですよ。

父親が病気で職を失ったため中学校で雑誌の漫画を手掛けるようになり、13歳で史上最年少いう形で漫画家デビューをするのです。そのため20代という若い年齢でデビューしたのですが、実は漫画家としてのキャリアはすでにもう10年以上もあったというから驚きですよね。

その他、驚きのエピソードは桑田二郎さんが書く描線の美しさは、あの漫画の神様と言われた手塚治虫先生と双璧と呼ばれるほどだったというのです。そのため手塚治虫先生が晩年に病床で書けなかったときに、桑田二郎さんが「鉄腕アトム」を代筆したというのです。

その他、銃を所持していることがわかり、銃刀法違反で逮捕されるなど、話題には事欠かなかった人だったようです。

桑田二郎の作品をいくつか紹介!

それでは桑田二郎さんの作品をいくつか、画像をもって紹介したいと思いますね。

まずはなんと言っても桑田二郎さんの作品で人気のあった漫画は8マンでしょう、書きのようなビジュアルですが、設定は外国で開発された人間型戦闘ロボットで殉職した刑事の記憶を埋め込み警視庁捜査一課の8番目の班に所属する刑事ということで8マンと呼ばれます。

8マンの特徴として、電子頭脳を定期的に冷却しなくてはならず、その冷却装置がタバコの形をしていて、喫煙するように冷却します。 

当時の子供達はその喫煙ポーズに憧れ、シガレット型チョコレートなどでマネをしたといいますね。 今の時代だと喫煙を助長するような事で問題になりそうですが、当時は多くの子供達がモノマネをしたり、実際のタバコを吸ってみたりと問題にもなったようです。

そして、有名な月光仮面とまぼろし探偵。月光仮面は元々は川内康範さんが原作ですが、桑田二郎さんが原作を基に書いた漫画なのです。この月光仮面は覆面をしたヒーローであり、多くのヒーロー漫画や映画などに多大な影響を与えたと思いますね。 繋がりはわかりませんがアメコミで有名なバットマンもマスクを被って正体がわからなくなっていますが、月光仮面の影響を受けた可能性もありますね。

まぼろし探偵も同じように探偵で、事件が起きるとバイクにのり二丁拳銃をもって悪漢相手に事件を解決というストーリー。こちらも目の周りを黒い布で覆い隠し、黄色いマフラーをした覆面ヒーローです。

まぼろし探偵も実写化されました。

面白いのは桑田二郎さんは42歳のときに厄年を境に少年漫画を辞めて精神世界の漫画化をはじめます。

その代表して般若心経があります。私はこの般若心経の漫画を読んだ事はないのですが、宗教的な事もあり般若心経は難しいイメージがありますよね。その難しいイメージを取り去り漫画でわかりやすくした作品のようです。 

もし機会があれば読んでみたいですね。

まとめ

現代のヒーロー漫画の原点であるヒーローを描いた著名な漫画家である桑田二郎さんが7月に死去されたようです。享年85歳でした。

42歳の厄年を境に少年漫画を書かずに宗教的や精神世界の漫画が多かったのですが、50年以上前に書かれた8マンや月光仮面、まぼろし探偵は今もファンが多いようです。桑田二郎さんの死を知って多くのファンがツイートなどに悲しみと桑田二郎さんの漫画を読み直しているという事が書かれていました。

今回は桑田二郎さんの経歴やプロフィール、そして彼の偉大な作品をいくつか紹介しました。これを機に昔の漫画を読んで見るのも良いかもしれませんね。

本日は最後まで読んでいただきありがとうございました。

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